探偵に相談しようと調べ始めると、事務所の公式サイトだけでなく、「探偵の紹介」「一括見積もり」といったサービスも目に入ります。どちらを使えばいいのか、何が違うのか。この記事では、探偵事務所に直接相談する方法と探偵紹介サービスを使う方法の仕組みの違いと、どちらを使う場合でも確認したい物差しを整理します。

探偵事務所に直接相談する
- 仕組み:その事務所の相談員に、調査の方法・料金体系・報告書について直接説明を受ける。
- 向いている人:候補の事務所がある程度しぼれている、地域の事務所を自分で比べたい。
- 気をつけたいこと:比べるには、自分で複数の事務所に相談する手間がかかる。
探偵紹介サービスを使う
- 仕組み:相談内容を聞いたうえで、提携している探偵事務所の中から条件に合いそうなところを紹介する。紹介サービスそのものが調査をするわけではない。
- 向いている人:どこに相談すればいいか分からない、1社ずつ連絡する余裕がない。
- 気をつけたいこと:紹介されるのは、そのサービスと提携している事務所の中から。最終的に契約する相手は、紹介された探偵事務所になる。
どちらが優れているというより、比べる手間を自分でかけるか、紹介に任せるかの違いと考えると選びやすくなります。
どちらを使う場合でも確認したい6つの物差し

- 届出の標識が公開されているか:探偵業者は、届出をしたことを示す標識を、原則としてインターネットでも公開することが義務づけられています(探偵業法12条2項)。
- 契約前に書面で説明を受けられるか:料金の概算額や契約の解除などについて、契約前の書面の交付と説明が義務です(同法8条1項)。
- 料金の内訳が分かるか:人数・時間・経費・報告書・延長料金(見積もりの読み方)。
- 「成功」の定義とキャンセルの定めが書面にあるか。
- 対応エリア:調査の現場が、その事務所の対応エリアに入っているか。
- 説明の仕方:不安をあおって即決を迫らないか、できないことを「できない」と言うか。
警察庁の統計では、令和7年末の探偵業の届出数(営業所数)は7,354件でした。数が多いからこそ、名前や広告の大きさではなく、この物差しで比べてください。
「探偵ランキング」を読むときの注意
インターネット上の「おすすめ探偵ランキング」には、紹介先の事務所から広告報酬を受け取って作られているものがあります。広告であること自体が悪いわけではありませんが、順位の根拠がどこにあるのかは、読む側が確かめる必要があります。
当メディアも、今後、探偵事務所や探偵紹介サービスを広告として紹介する場合があります。そのときは、記事の冒頭で広告を含むことを明記し、順位づけではなく、上の物差しで比べられる形で載せる方針です(広告・アフィリエイトポリシー)。無料相談の前の準備は探偵の無料相談を使う前ににまとめています。
この記事で分かること/分からないこと
| 分かること | 分からないこと |
|---|---|
| 直接相談と紹介サービスの仕組みの違い | どのサービスがあなたに合うか |
| 比べるときの物差し | 紹介される事務所の調査の質 |
| ランキング記事の読み方 | 調査の結果 |
参考にした資料
当メディアの記事は一般的な情報提供です。
まとめ
- 直接相談は「説明を直接聞ける」、紹介サービスは「比べる手間を任せられる」。
- 紹介サービスは調査をしない。契約の相手は、紹介された探偵事務所。
- どちらでも、届出の標識・契約前の書面・料金の内訳・成功の定義・エリア・説明の仕方で比べる。
- ランキングは広告報酬で作られていることがある。順位より物差しで比べる。


コメント